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2.2. 音節構造・音素配列
記述のポイント
- 可能な音節の型(テンプレート):例えば(C)V(C)など。ただし,語における位置で音節構造のパターンが変わる場合があるので,その場合は語頭・語中などと分けて記述すると良い。
- 語頭の音節構造
- 子音連続は可能か:いわゆる喉頭化とされる音声の音韻解釈(グロッタル音素+Cとするか,喉頭化子音音素とするか,など)に注意。
- 語頭という言い方が適切か,語根頭という言い方が適切か,注意(複合語まで考慮した場合に,どっちが適切かわかる)。
- どの音素(の組み合わせ)が立ちうるか。
- 語中の音節構造
- 子音連続は可能か:単純語内部について考えるか,形態素境界をまたぐ場合を考慮するかで大きく変わる場合がある。
- どの音素(の組み合わせ)が立ちうるか。よくある制限はpartial gemination(部分重子音)に限られるというもの。
- 語末の音節構造
- 子音連続は可能か。また,どの音素(の組み合わせ)が立ちうるか。/N/に限られる方言が多いと思われるが,そうではない場合もある。
- モーラ:オンセットがモーラを担わず,コーダは1モーラを担う,というパターンが一般的であろう。
- 最小語制限(word minimality constraint)の有無と「語」のドメイン。