8.1. 指示語の体系
記述のポイント
品詞分類のセクションの記述のポイント(3.3節)で述べたように,指示語は疑問語とともに,品詞をまたいだ体系を構成している。また,指示語と疑問語も体系をなしている。この節の冒頭(8.1節の前)で,まず指示語・疑問語の総合的な体系を表で示し,各セクションに進むと良いだろう。以下は,指示語のセクションの記述上のポイントである。
- 指示語の品詞別(代名詞、副詞、連体詞)の体系はどのようになっているか。(表の形式で)
- 指示体系の基本的な記述を示す。
- 近/中/遠称など,指示対象と話し手・聞き手の領域との関係で
- 先行文脈で生じた{もの/ひと}を指す場合
- 人(これ(=この人)),物(これ),場所(ここ),連体(この),動作様態(こう),対象様態(こんな),など,指示対象ごとの整理
- 方言によっては,指示代名詞が3人称指示になりにくく,「この人」のような言い方になる場合もある。
- 方言によっては,指示語が終助詞化することもあるようである。
調査票
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